こんにちは!ちあきまるです。
さて、前回は「『発達障害と間違われる子供たち』」という本を通じて、“信頼”の大切さについてお話ししました。今回は、その本からさらに深掘りして、「生活改善」、特に「睡眠の重要性」にフォーカスしたお話をさせていただきます。これは本当にご家族全員の生活を豊かにしてくれるヒントですので、ぜひ最後までお読みください!
睡眠が整うと、子どもも親も幸せに
皆さんは、日本の子どもたちが、世界の子どもたちと比べてどのくらい睡眠時間が短いかご存知ですか?
実は、日本の子どもたちは平均して約8時間しか寝ていません。本来、子どもには10~12時間の睡眠が必要と言われています。これが世界の標準なんですね。でも、日本の現状を考えると、夜遅くまで起きてしまうのも無理はないかもしれません。
なぜなら、親御さんのお仕事が遅くまであったり、夜のスマホやタブレットの時間がついつい長引いてしまったり……忙しい現代社会の中で、睡眠が後回しにされる傾向があるからです。でも、これが子どもたちの発達や行動にどれほど影響を与えているのか、知ると驚かれるかもしれません。
睡眠不足が引き起こす「発達障害もどき」の現象
睡眠が不足すると、大人でもイライラしたり、集中力が続かなかったりしますよね。子どもも同じです。でも、大人と違って子どもは自分をコントロールする力がまだ未熟なので、こうした影響がそのまま行動に出てしまうことがよくあります。例えば、次のような行動が見られることがあります:
- イライラして癇癪を起こす
- 落ち着きがなくなる
- 指示が通りにくい
- コミュニケーションがうまく取れない
こうした行動から、「この子は発達障害かもしれない」と思われてしまうことも少なくありません。でも、実際には、十分な睡眠をとるだけでこれらの問題が改善されるケースが多いのです。本の中でも、睡眠を整えただけで問題行動が減った事例が紹介されていました。
睡眠不足は、子どもにとって、発達障害に似たような症状を引き起こす可能性がある、というのは驚くべきことですよね。
睡眠を整えるための具体的なポイント
では、どうすれば子どもたちが十分な睡眠を取れるようになるのでしょうか?
いくつかのポイントを挙げてみます。
1. 早寝早起きの習慣をつける
まずは「早寝早起き」。これが一番の基本です。夜9時までにお布団に入る習慣をつけることで、子どもも親も朝すっきりと起きられます。
2. 帰宅後すぐにお風呂に入る
「お風呂は寝る直前」ではなく、帰宅後すぐに入るのがおすすめです。体を温めすぎてしまうと、逆に寝付きにくくなることがあります。特に忙しい日には、お風呂を最優先にしてみてください。感染対策や風邪予防にもなりますよ!
3. 朝の光を浴びる
朝の光を浴びると、体内時計が整い、夜になったら自然に眠くなるようになります。このサイクルを作るためにも、朝の時間を大切にしたいですね。
4. 親も一緒に寝る
親も子どもと一緒に早く寝てみるのはいかがでしょうか?親御さん自身がしっかり休むことで、朝も気持ちよく起きられ、家事や仕事の効率も格段にアップします。子どもと一緒に寝る時間を大切にすると、オキシトシン(愛情ホルモン)が分泌され、親子の絆も深まりますよ。
家族全員で取り組む「睡眠革命」
早寝早起きを家族全員で取り組むと、良い循環が生まれます。親御さんがゆとりを持って子どもを起こしてあげると、子どもも気持ちよく一日をスタートできますし、親御さん自身も心に余裕を持てるようになります。
また、「早起きは三文の得」と言いますが、朝の1時間で家事や仕事が驚くほどはかどることにも気づくはずです。この「朝の時間」を作るためにも、夜の睡眠を見直してみましょう。
まとめ
2回にわたり「『発達障害と間違われる子供たち』」という本の内容をベースにお話してきましたが、いかがでしたか?
今回お伝えした「睡眠の大切さ」は、子どもだけでなく、親御さん自身の生活にも直結するテーマです。子どもと一緒に早寝早起きをして、健やかな毎日を送るための第一歩を踏み出してみませんか?
家族みんなが笑顔で過ごせるように、ぜひこの「睡眠革命」を今日からスタートしてみてくださいね!
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