【音声配信】赤ちゃんの月齢ごとの特徴や触れ合い、その時期のママたちの悩みについて④:8か月〜 ベビーマッサージ・タッチケア講座vol.51

愛でいっぱいまるまるタッチ

2022年10月10日より、「愛でいっぱいまるまるタッチ」という音声番組を立ち上げました。

ベビーマッサージやタッチケアを通して、子育てや、人との関わりの中での疑問や悩みを一緒に考えていく番組です。

本ブログでは、音声配信でお聞きになれない方に、内容の要約という形で情報をお届けします。インタビュー形式(Q&A形式)でお話しを進めていきます

第51回目の配信(2023/9/25)をしました!

前回は7、8ヶ月時期のハイハイの時期のお話を伺ってきましたが、ハイハイが終わるといよいよタッチをするようになりますね。

Q:つかまり立ちが始まると、痛い思いをすることが多くなりますが、タッチの時期は何ヶ月ぐらいから始まりますか?

A:兄弟のいる子は追いつきたいという刺激でハイハイをすっ飛ばして、8ヶ月ぐらいからいきなりタッチする子もいます。

Q:この時期の特徴はどんな感じですか?

A:9ヶ月健診では、腰もしっかり座っていて、目と手の共同作業ができるようになってきて、人間らしく物を扱えるようになってきます。

スプーン持って口に運んだり、離乳も近づいてきたりもするので、寂しいですがお母さん頼りではなくなってきますね。

心理面でもそういった時期になってきて、出来ることが増えていきます。

1歳くらいでバイバイできてたらいいのかなと思いますが、音楽に合わせて本人が体を揺らしたり、拍手を一緒にしたり、ものまねも出来るようになってきたり、こんなちっちゃい子が一丁前なことするんだみたいな、かわいい時期になってきますね。

Q:その次は伝い歩きですか?

A:そうですね。

ハイハイの時でもありましたが、立ち上がりのタイミングで腰がストンと抜けちゃったりする子もいるので、本人が腰を上げてよいしょってなった時にお尻の方を持ち上げてあげて、腰を補助して支えてあげながらタッチする時間を増やしてあげる事で本人も楽しくタッチする事ができます。

次は、立ったらしゃがむ、時期になります。

しゃがむ事もバランスを取るのに大事な動作なので、しゃがむ練習として、足元よりも高く、テーブルよりは低い高さの低い踏み台を用意しておもちゃを置いて取る事で、バランスを取る練習、体幹鍛えて安定させる練習になるので、遊びとしてやってあげてもいいと思います。

また、つかまり立ちで音楽に合わせて体を揺らしていたら、もう重心がとれているので、そこから伝い歩きができるようになってくると思います。

あとは、よいしょと足を踏み出す!を待ってあげるのみ、まずは伝い歩きの第一歩のサインになります。

大好きなおもちゃを取りに行かてみる、中には諦めてハイハイする子もいますが、いずれにせよ、そういったコミュニケーションのやり取りかたもおすすめです。

Q:気をつけなくてはいけない症状はありますか?

A:1歳半健診でのチェックポイントにもなりますが、それまで歩けるようになっていればいいと思います。

気をつけていただきたいポイントは、逆に今まで出来ていた事が出来なくなってくる事で、例えば今まで伝い歩きやハイハイ、お座りも出来なくなってきたなど、後退現象が起きると病院に行かなくちゃいけないかなという目安になりますが、

後退現象がなく、ハイハイを楽しんでいるとか、歩けなくても歩こうとしているとかがあれば見守ってあげて、成長がゆっくりなんだと見守ってあげることで大丈夫だと思います。

さいごに

ようやくコロナが明けて人と人との接触がどんどん盛んになってきているので、周りからの刺激を受ける事も大事です。

同じ月齢の子やちょっと上のお友達がいる親子ひろばに出かけて刺激を与えてあげると、また一歩成長する事もあります。

おうちだけになってしまって何か思い悩んじゃう事がないように、気晴らしにお出かけしてあげてください!

ということで、9月から4回に渡って月齢ごとの赤ちゃんの特徴や触れ合い方などについてお伝えしてきました。

成長、発達には個性がいっぱいです!!焦らず、慌てず、楽しく向き合ってあげましょう!!

この時期はママたちご家族の皆さんの悩みが多い時期かと思いますので、困った時はブログのお問い合わせフォームがありますので、そちらからお問い合わせをお願いいたします。

この記事を書いた人

chiaki

こもり ちあき

ベビーマッサージ・タッチケアセラピスト、3児の母。

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