🌱 はじめに〜父の背中に、ふと気づいた日〜
6月の第3日曜日。今年(2025年)は、6月15日が父の日ですね。
実は、私の父の誕生日も同じ日。そんな偶然もあって、ふと父のことを思い出す瞬間が増えてきました。
皆さんは、父の日にどんなことをされていますか?
私は正直なところ、毎年なにかしているかというと…あまり胸を張れないのが本音です。
小さい頃に「肩たたき券」を作ったり、ネクタイをプレゼントした記憶はありますが、大人になってからはつい後回しにしてしまっていました。
でも、父って本当にいろんなものを背負ってくれている存在なんですよね。
その背中に、あらためて「ありがとう」を伝えられる日が父の日だと、今は思えるようになりました。
🌿 父の日に、手(タッチケア)で伝える“ありがとう”
今年の父の日、私からのご提案は「手」で気持ちを伝えるタッチケアです。
モノではなく、ぬくもりを贈ること。
それは、お金では買えない、一番温かいギフトかもしれません。
マッサージが上手じゃなくても大丈夫。
大切なのは“技術”ではなく“気持ち”なのです。
今回は、父の日におすすめのタッチケアやツボを紹介していきますね!
実際のやり方は、YouTubeでもわかりやすくご紹介しています。
本記事の最後にリンクを掲載していますので、ぜひあわせてご覧ください。
🧠 Step 1:頭に触れる、それは心に触れること
📍 百会(ひゃくえ)
- 場所:耳と耳を結んだ線の真ん中、頭のてっぺん
- 効果:不眠、ストレス、抜け毛の緩和
- やり方:親指の腹で
一・二で押して、三・四・五でふわ〜っと離す
ポイント:
押す力よりも、「ありがとう」をこめて触れることが大切です。
触れることは、相手の心を大切にすることなのです。
😊 Step 2:顔にそっと、優しさを添えて
📍 印堂(いんどう)
- 場所:おでこの中心、生え際から1cmほど内側
- 効果:いびき、鼻づまり、目の疲れ
- やり方:親指の腹でやさしく。
「気持ちいい?」と声をかけながら
ワンポイント:
“押す”のではなく、“感じる”。それが、タッチケアの真髄です。
🦶 Step 3:足から元気と眠りを届ける
📍 湧泉(ゆうせん)
- 場所:足の裏、指の下あたりのくぼみ
- 効果:疲労回復、気分の落ち込み
- やり方:親指の腹で
一・二で押して、三・四・五でふわ〜っと離す
📍 失眠(しつみん)
- 場所:かかとの真ん中
- 効果:眠りの質を高め、スッキリ目覚められる
- やり方:湧泉と同じリズムで、やさしく押す
🧘♂️ Step 4:腰に届く、後ろ姿への“いたわり”
疲れのたまりやすい腰まわりには、3つのツボを順にケアしましょう。
🔸 承扶(しょうふ)
- 場所:お尻の下、太ももの付け根
- 効果:腰の重だるさ、冷えの緩和
🔸 殷門(いんもん)
- 場所:太ももの裏の真ん中あたり
- 効果:坐骨神経、足の疲れ
🔸 承山(しょうざん)
- 場所:ふくらはぎの中央部
- 効果:足のむくみ、血流促進
すべて共通のやり方:
親指でゆっくりと押して、じんわりと離す。
片足ずつ、5回ずつが目安です。
👐 Step 5:仕上げは、愛をこめた“コロコロ”
最後の仕上げは、ふたりの絆を深める時間。
お母さんが正座し、その膝にお父さんの足を乗せて、足をうどんをこねるようにコロコロと転がします。
「言葉でこねてはいけません。手で、愛情を込めて。」
腰が揺れてほぐれるだけでなく、皮膚と皮膚のふれあいが、心と心をつなぐ時間になります。
💞 おわりに〜触れるという愛のかたち〜
忙しい毎日の中で、感謝の言葉を伝えるのって、なかなか照れくさいものです。
でも、手で触れることは、言葉以上に温かく、深く届きます。
今年の父の日は、ぜひあなたの手で「ありがとう」を伝えてみてください。
それはきっと、お父さんの記憶に残る、かけがえのない時間になるはずです。
「どんなふうにふれてるのかな?」と思った方へ。
YouTubeでやさしいタッチの様子をお届けしています。よろしければそっとのぞいてみてくださいね。