【小児科医監修】赤ちゃんの首すわり前にできるタッチケア&マッサージのポイント

赤ちゃんのベビーマッサージの中で母親が赤ちゃんを抱っこしている様子

こんにちは、ちあきまるです!

首がすわる前の赤ちゃんとのふれあい、どうしていますか?

「まだ小さいから、どう触れたらいいのかわからない…」「もっと赤ちゃんとコミュニケーションを取りたい!」と思うことはありませんか?

実は、タッチケアを取り入れることで、赤ちゃんとの絆を深め、安心感を育むことができます。
今回は、首がすわるまでの赤ちゃんにフォーカスして、タッチケアのポイントをお伝えしていきます。

タッチケアをする前に確認しよう!

タッチケアを始める前に、赤ちゃんの体調に合わせて無理なく行うことが大切です。
以下のポイントをチェックして、安全にタッチケアを楽しみましょう!

ワクチン接種後・発熱時は控える(血流が良くなり、症状が悪化する可能性があるため)
心臓に疾患がある赤ちゃんは、必ず医師に相談
赤ちゃんの機嫌が良いときに行う(お腹が空いていたり、眠たいときは無理せず、お互いリラックスできるタイミングを選びましょう)

赤ちゃんとコミュニケーションをとるコツ

目を合わせて話しかけよう!

赤ちゃんは、生後2~3ヶ月頃から「クーイング(『クー』『アー』などの声を出すこと)」をしながら、周囲とのコミュニケーションを始めます。

このとき大切なのが、目を合わせて話しかけること。

「楽しいね!」「何かいいことあった?」と優しく声をかけるだけで、赤ちゃんも安心し、親子の絆が深まります。

赤ちゃんはママやパパの笑顔をよく見ています。
にこにこしながら話しかけることで、赤ちゃんの安心感も高まりますよ!😊

タッチケアの基本

タッチケアは、単にマッサージをするだけではありません。
「ふれあいながら、赤ちゃんに愛情を伝えること」が大切です。

目を合わせて笑顔で話しかけながら行う
やさしくなでるようにマッサージ(力を入れすぎない)
赤ちゃんの反応を見ながら、心地よさを大切にする

それでは、部位ごとのタッチケアの方法を見ていきましょう!

手のタッチケア ~くるくる、ポン!~

赤ちゃんの手のひらは、「第2の脳」とも呼ばれるほど敏感な感覚器官です。

やり方

  1. 親指から順に「くるくる、ポン!」と軽く回しながら指を刺激
  2. 指の1本1本を優しくなでる
  3. 「かわいいおててだね♪」と声をかけながら楽しむ

これだけで、脳に心地よい刺激を与え、赤ちゃんの発達をサポートできます!

背中のタッチケア ~肩甲骨をくるくる~

赤ちゃんはまだ寝ている時間が長く、背中の動きが少ないため、肩甲骨周りをほぐしてあげることが大切です。

やり方

  1. 赤ちゃんをうつぶせにする(難しい場合は、ママやパパが抱っこしながらでもOK)
  2. 肩甲骨の間を「くるくる」と円を描くようになでる
  3. ゆっくり呼吸をしながら、「気持ちいいね~♪」と声をかける

背中のマッサージは、肺の機能を高める効果も期待できますよ!

今日からすぐにできる!タッチケアの3ステップ

おむつ替えのとき → 足をやさしくなでおろす
授乳のとき → 片手をくるくるマッサージ
寝かしつけ前 → 背中をなでおろす

たったこれだけで、赤ちゃんは「愛されている」と感じ、心が落ち着きます。
タッチケアを通じて、親子の時間をもっと楽しく、心地よいものにしていきましょう!

まとめ

首がすわる前の赤ちゃんとのコミュニケーションに悩んでいたママやパパも、タッチケアを取り入れることで、自然とふれあいの時間が増えていきます。

💡 今日からできるポイント

目を合わせて、にこにこ話しかける
やさしくなでながら、安心感を伝える
日常の中で無理なく取り入れる

「何をしてあげればいいのかな?」と迷ったときは、手を握る・背中をなでるだけでもOK!
タッチケアを通じて、赤ちゃんとの絆を深めていきましょう😊

📺 YouTubeでも詳しく解説しています!

タッチケアの実践方法を、より分かりやすくお伝えするためにYouTubeでも動画を公開しています!

文字だけでは伝わりづらい動きや力加減も、動画ならイメージしやすいので、ぜひチェックしてみてください✨

▶ 動画はこちら 🔗 https://youtu.be/kbvtC4l-Drg

この記事を書いた人

chiaki

ちあきまる(こもり ちあき)

子育てアドバイザー。3児の母、元特別支援学校教諭、現在は小児科クリニック事務長、タッチケア講師、7つの習慣実践会認定ファシリテーターとして活動中!愛と勇気、継続力を大切にしています。「タッチケア」と「愛」で子育て&夫婦関係をもっとハッピーに!子育て、夫婦関係のコツを毎日XやPodcastで発信中。毎日の育児を充実させていきましょう。

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