前回、ノンオイルのベビーマッサージとお伝えしました。
もともとの派生が違うのです
一般的に知られているベビーマッサージはオイルを使用されているものが多いと感じます。
オイルを使用と聞くと、お国柄がみえますね。
大人向けのマッサージ・リラクゼーションはヨーロッパ等から伝わっています。
また、オイルを使用するマッサージとしてはインドもありますね。アーユルヴェーダの類ですね。
海外からのもの
余談ですが、某医薬品関連会社がインドを視察したさい、現地のお母さんが赤ちゃんに向けオイルを使用しマッサージをしていたそうです。
視察団が日本にもこの方法を持ち込んだという説があります。
ヨーロッパにせよインドにせよ、現在主流となっているものは、海外からのものだということなのです。
江戸時代からあった小児あんま
一方、日本では江戸時代から子どもの予防医学として、ツボを土台とした小児あんまが取り入れられておりました。
中国から遠い昔、日本に伝わり日本人の体質に合わせて確立したのがこの小児あんまなのです!
この、小児あんまをベースとしているのが日本式ベビーマッサージです。
日本の四季、風土、体質にあったものを
日本も食生活が欧米化しているとはいえ、気候や風土って変わらないですよね。
美しい四季があるんです!その引き換えに、変化があるということを心に置き留めておきましょう。
一旦、自分の環境を振り返ってみましょう
先程、余談でインドのお話をしましたが、そもそもインドって日本と同じ気候でしょうか?雪がふりますか?梅雨ってありますか?
日本は湿度の高いときもあれば、逆にカラッカラな乾燥している時期もありますよね!
子どもの身体を考えてみましょう
赤ちゃんは、はじめはお母さんの母乳やミルクで育ちますね。それから、月齢とともに食べられるものの種類が豊かになりますね。
最近では、アレルギーの話も多く伺います。食べられるものが増えていく段階を踏むことを考えると、肌からの刺激を受ける段階も踏んであげてもいいのかなと思います。
いずれは、大人になれば大人として順応な身体になりますもの!段階を考えて、じっくり成長を見守りましょう!
心配ならやらなくていい選択もあります
大人は、判断して選択することができます。
無理にオイルの心配でやきもきしている方へ。日本式のベビーマッサージは服を着たまま、いつでもどこでも行えます。
要はスキンシップが大事なんです!
もちろんどこの国であれ、もともとオイル使う、使わないにしろ大切なのは子どもへのスキンシップ、コミュニケーションを図るための一部分には過ぎません。
だから多くのスキンシップで親子の絆が深まりますように☆