小学生・中学生・子どもの睡眠 眠れないのはどうしたら!?

眠れない

2学期に突入し、コロナも落ち着かぬまま。

本来であれば、学校行事が楽しみな学期ですよね。

運動会や文化祭

今年も、縮小や中止、延期となるのでしょう。
オリンピック、パラリンピック開催で子どもたちに
いい刺激はあったのか。。。。

矛盾の世の中を生きる子どもたちに
最近、多い相談が

眠れない!!!!!

かわいそうですよね。

大人でも眠れないと、イライラするものですよね。

さて、なぜ眠れないのか
眠れないとどのような影響があるのか
そして、眠れるためにはどのような対策があるか

お伝えしていきます!!

眠れない原因

様々な素因があると思いますがざっくり考えると

・コロナ禍ということへの制限された生活を強いられる子供の負担
・現代ならではの、インターネット環境が整ったうえの弊害

この2点にあるのではないのでしょうか。

この2点も大きく絡みあっていると思います。

コロナ禍でさらに深刻になってきたことが、学力にも差がさらに広がったということもまた懸念されます。

・今まででは注意されなかったことが、注意されてしまう。
・「しなければ/できなければばらない」というプレッシャー

これだけでも子供たちは十分にストレスフルなのです。

大人目線で考えると、できて当たり前はむしろ、「負担かけてるな」と
大人も心にとめておかないとならないこと、と思ってます。

インターネット環境が整うと、どうしても画面に向き合う時間が長くなりますね。
運動不足や肩こり、目の疲れの原因です。

今までにないストレスに加え、運動不足に目の疲れ肩こりになると
睡眠への影響は大きいです。

眠らないとどうなるの?

小・中学生の睡眠の世界の平均は約8~9時間
日本はなんと約7時間

最近大人の世界ではショートスリーパーなんてこともあったりしますが、
それとこれとは別で考えましょう。

なぜ、睡眠が必要か

寝ている間に、「メラトニン」「セロトニン」「成長ホルモン」が
分泌されます。

「メラトニン」は身体のリズムを整えてくれる働きのあるホルモンです。
概日リズム(1日=24時間のリズム)を整えてくれるので、
人間として生きていくためには、重要なホルモンなのです。

「セロトニン」は幸せホルモンです。

「成長ホルモン」はその名の通りですが、身長や臓器の代謝を促すホルモンです。

睡眠の中で、こんなに重要なホルモンの分泌があるのに、寝ない!眠れないのはどうにかしたいですよね!

どうしたら眠れるの?

睡眠は重要だけど、実際は入眠に時間がかかるし、眠れないし

どうすればいいんだろう??

と悩み、また眠れないとなるでしょう。

眠れるためのヒントをお伝えします。

・運動をしましょう。

運動は散歩でもいいので、
たとえば、子どもにお使いを頼んだりして、目的をもたせると動いてくれますよね。

・ゲームやネットは眠る1時間前にはお休みする。
ゲームやネット、テレビもですが、眠る直前まで見ていると、脳は興奮しています。

とはいえ、なかなかギリギリまで子どもにねだられるのも現実ですが。
理想は、子供と話し合い、ルールを決めましょう。

・起きる時間を早くする
朝の光を浴びると、コルチゾールが分泌され血糖値が上がり、目覚めがよくなります。
スッキリ起きられるのです。
さらに、ストレスを抑制できるのです。

それでも眠れなーい!!
となったら

脳が興奮しているのは確かです。

方法1:暗い部屋に行きましょう。

方法2:ホットアイマスク(温かいタオル)で目を温めてみましょう。

方法3:本人が快適だと思う、室温の調整も大事です。

ぜひ、物は試しです!

それでも眠れずに、日中の生活に支障をきたしてしまったら

まずは、病院を受診してみましょう。
今は、睡眠を専門とした病院もあるようですね。

子供の睡眠は大切なので、困ったら悩まずに、相談してみましょう。

この記事を書いた人

chiaki

ちあきまる(こもり ちあき)

子育てアドバイザー。3児の母、元特別支援学校教諭、現在は小児科クリニック事務長、タッチケア講師、7つの習慣実践会認定ファシリテーターとして活動中!愛と勇気、継続力を大切にしています。「タッチケア」と「愛」で子育て&夫婦関係をもっとハッピーに!子育て、夫婦関係のコツを毎日XやPodcastで発信中。毎日の育児を充実させていきましょう。

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