【音声配信】赤ちゃんの月齢ごとの特徴や触れ合い、その時期のママたちの悩みについて②:5~7か月編 ベビーマッサージ・タッチケア講座vol.49

愛でいっぱいまるまるタッチ

【音声配信】 赤ちゃんの月齢ごとの特徴や触れ合い、その時期のママたちの悩みについて②:5~7か月編 ベビーマッサージ・タッチケア講座vol.49

2022年10月10日より、「愛でいっぱいまるまるタッチ」という音声番組を立ち上げました。

ベビーマッサージやタッチケアを通して、子育てや、人との関わりの中での疑問や悩みを一緒に考えていく番組です。

本ブログでは、音声配信でお聞きになれない方に、内容の要約という形で情報をお届けします。インタビュー形式(Q&A形式)でお話しを進めていきます

第49回目(2023年9月11日)の配信をしました!

今回はシリーズ2回目で、前回は首がすわる頃までのお話でした。

今回は、生後5か月から6、7か月のお子さんの発達についてお話していきます。

Q:5か月頃からはどんな発達がみられますか?

A:首が座ってきたら寝返りをするようになります。

初めから寝返りが急にできるわけではなく、体をひねり出す時期があり、体ひねってるの?何してるんだろう?って思っているうちに、だんだん寝返りしたいのかな?と思うような段階になります。

寝返りをうつ時は腹筋と背筋のバランスがうまく均等に使えると寝返りができると言われてるので、筋肉や骨格が発達してくる時に、どんどん体をねじっていくのはすごく大事です。

ですが、寝返りしたそうだけどなんかできてないなと思う時は、お母さんが少し助けてあげましょう。

頭をぶつけないように気をつけて、体をねじる運動の手助けとして、仰向けの状態で両足を持ってあげて、足をねじる運動という遊びを取り入れてあげると、自分で寝返りができるようになってきます。

寝返りができない赤ちゃんができなくて怒ったりして可愛いですが、個性が出てきて、のんびりやさんだったり、アグレッシブだったりするので、遊びとして足を持ってあげて、腰をコローンと動かしてあげると、本人にも刺激になり、寝返りのきっかけにもなりますので、この時期はぜひそういう遊びもしてあげるとよいでしょう。

さらにお母さんも一緒に寝てるよっていいながらやってあげると、赤ちゃんもより楽しくなってくると思います。

背筋、腹筋のバランスがまだアンバランスな時は、ここでタッチケア、ベビーマッサージを試してみてください。

以前にも、リラックスしたい時のタッチケアは、上から下になでおろす、陽気の気を上から下に下げて精神を落ち着かせる、とお伝えしました。

寝返りできそうな時や諦めちゃう時は、腰から肩の方へ向けてなで上げると、やる気がみなぎり力が出てくるので、落ち着かせる時の上から下とは逆で、下から上に気持ちを上げるようになでてあげると、東洋医学に基づいたタッチケアになります。

あとはお尻や腰を持ち上げて、くるんと回転させてみたり、後ろに動かしてあげたりする遊んであげると、今までと違ったダイナミックな遊びができ、それも赤ちゃんにとって楽しいと思います。

Q:寝返りができるようになると、今度はお座りができるようになってきますよね?

A:そうですね、お座りは赤ちゃんの目線が高くなりますね。

寝返りができたら景色が違って赤ちゃんがびっくりすることがありますが、さらに目線が高くなることで、赤ちゃんの興味がまた広がり、新しい世界が広がっていきます。

お座りするようになったらお母さんの膝の上に乗せてあげて、赤ちゃんの背中とお母さんのお腹がくっついてぬくもりを感じながら、お母さんと一緒に揺れてあげたり、お船とかお馬さんとか言ってあげながら遊んであげると、どんどん遊びが広がっていきます。

その時に、お迎え抱っこする時は、背中をなでてあげるとか、逆に赤ちゃんとお母さんも同じ方向見る抱っこであれば、腕や足をなでてあげると落ちついたりするので、お座りの時期は抱っこしてあげて、お母さんも一体になって遊んであげると楽しみの一つになってくるかもしれないです。

Q:この時期になると1人で座れる椅子のようなものが多いですが、選び方とかで気をつけたいことはありますか?

A:抱っこの仕方でお伝えしたときの足の広がりで股関節に負担がかかってないかをみてあげて欲しいです。

バンボなどいろいろあったりもすると思いますが、座るのが嫌な赤ちゃんがいたりしますが、そもそも感覚的に窮屈そうだったりする時であれば、合わないのだと思います。

とはいえお座りの時期に椅子がないと頭をぶつけたり、後ろに倒れたりするとヒヤッとするので、硬い床ではなくクッション性のある敷物を引いてあげてあげるのが一番です。

今は蜂の形をした頭にクッションがくるものを赤ちゃん自身が背負って、頭がぶつかっても大丈夫なものがあるので、うまく怪我をしないようにすることもできます。

また、高いところから落ちてぶつかったというと少し話が別になりますが、赤ちゃんが遊んでいたり座ってる状態でぶつかった時は意外と大丈夫で、赤ちゃんも身を守る体制になって手をついたりして赤ちゃんなりの受身をしてるみたいなので、ぶつけたりした後は様子を見守ってあげて、大丈夫なことを確認しましょう。

いきなりお母さんから「大丈夫!?」ってなってしまうと、赤ちゃんがそれにびっくりして泣いちゃうこともあるので、お母さんも慌てないでゆっくり冷静に痛かったねって言ってあげてください。

もし泣いてしまったら痛かったねって言いながら頭をなでて、なでた時に腫れてないかを確認してあげて様子を見守ってください。

寝返りからお座りするようになると、びっくりしてしまうような怪我の場面に出くわす事が多いですが、どんなときも周りの方は動じることなく、大きな心で大丈夫かを見てあげることで赤ちゃんの安定にも繋がり、赤ちゃん自身もびっくりしないということにも繋がっていきますね。

だんだんできることが多くなってくると、ふれあいの中でタッチケアを生かせる場面も多くなっていきますし、表情も出てくると赤ちゃんとの触れ合いも楽しみな時期になってきますね。

一番かわいい時なのでどんどん動画をとってあげてください。

お母さんは大変な時期で悩みも多いかと思いますが、たくさんサポートしてくれる方もいらっしゃると思いますし、私もサポーターの1人という気持ちですので、ぜひこの時期を楽しんで欲しいなと思います。

ブログのお問い合わせフォームでご意見、質問あれば、ポッドキャストでお答えできるとおもうので、ぜひお問い合わせください!

この記事を書いた人

chiaki

ちあきまる(こもり ちあき)

子育てアドバイザー。3児の母、元特別支援学校教諭、現在は小児科クリニック事務長、タッチケア講師、7つの習慣実践会認定ファシリテーターとして活動中!愛と勇気、継続力を大切にしています。「タッチケア」と「愛」で子育て&夫婦関係をもっとハッピーに!子育て、夫婦関係のコツを毎日XやPodcastで発信中。毎日の育児を充実させていきましょう。

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