こんにちは、ちあきまるです。
春の陽気が心地よくて、思わず外へ出かけたくなる季節になってきましたね。
でもその一方で、「花粉がつらくて」「鼻がむずむずする」「子どもがかゆがって大変」…
そんなお声をたくさん耳にする季節でもあります。
私自身も、昔から咳き込みやすい体質で、春は本当に苦労してきました。
だからこそ、今日は少しでもラクに、心地よく過ごすためのヒントを、みなさんとシェアできたらと思います。
一緒に、できることから始めていきましょう。
いま、どんなアレルギーに気をつけたらいい?
春といえば、スギ花粉がピークを迎えたあと。
「もう大丈夫かな」と思ったら…まだまだ油断できないんです。
この時期、特に気をつけたいアレルゲンをまとめました。
- ヒノキ花粉
4月がピークですが、5月上旬までは少し飛び続けます。敏感な方はまだまだ注意です。 - イネ科花粉(カモガヤなど)
4月後半から8月にかけて本格的に飛散がスタート。スギ・ヒノキが終わっても、別の花粉症が始まる方も。 - 黄砂
3~5月がピーク。特に4月下旬から5月頭にかけて飛来が予想されています。 - ダニ・カビ
気温が上がるとともに、ダニやカビも活発に。ハウスダストアレルギーの方はこの時期から要注意です。 - ペットの毛やフケ、昆虫アレルギー
動物たちの換毛期、そしてハチなどの虫刺されによるアレルギーにも気をつけましょう。
時期 | 主なアレルゲン | 特徴・ポイント |
4月下旬〜5月頭 | ヒノキ花粉 | 5月上旬まで少量飛散、敏感な方は注意 |
同時期 | 黄砂 | 4月がピーク、呼吸器・目への影響も |
4月下旬〜8月 | イネ科花粉(カモガヤなど) | スギ・ヒノキ終了後も本格飛散 |
5月以降 | ダニ・カビ | 気温・湿度上昇で活動活発化 |
5月以降 | ペットの毛・昆虫(ハチなど) | 換毛期や虫刺されアレルギーに注意 |
私も、高校生の頃に耳鼻科でアレルギー検査をしたとき、まさかの「ガ(蛾)アレルギー」とわかって、とても驚きました。
目に見えないけれど、確かに存在するアレルゲンたち。
だからこそ、身を守るためのちょっとした工夫がとっても大切なのです。
おうちを守るためにできること
1. 「持ち込まない」ことを意識する
外から帰ったら、まず玄関で。
髪の毛や衣服についた花粉を、濡れたタオルなどでそっと拭き取ってからおうちに入りましょう。
洗濯物も、できるだけ室内干しをおすすめします。
どうしても外干ししたいときは、干した後によくはたいてから取り込むといいですよ。
この「ひと手間」が、あとあと大きな差になります。

2. 「取り除く」ことも忘れずに
こまめなお掃除がとても大切。
掃除機をかけるだけでなく、最後に水拭きをすることで、舞い上がったホコリや花粉もきれいに取り除けます。
また、カーテンや寝具も、梅雨前の今のうちに洗ってリフレッシュしておきましょうね。
ふかふかのカーテン、気持ちいいですよ。
お子さんへのケアも、大切に
お子さんがアレルギーでつらそうにしているときは、無理せず病院へ。
つらさを我慢させるより、まずは生活の質(QOL)を取り戻してあげることが何より大切です。
日々のおうちのケアに加えて、
- 鼻づまりには鼻の横を押すツボ押し
- 耳の後ろをさするセルフケア

なども取り入れてみてくださいね。
目のかゆみが強いときは、顔をさっと洗ってリフレッシュ。
洗ったあとは、保湿ケアを忘れずに。お肌を守ることも、とても大切なのです。
不調 | おすすめセルフケア |
鼻づまり | 小鼻の脇をぐっと押すツボ押し |
鼻の通りをよくしたい | 耳の後ろをやさしくさする |
目のかゆみ | 顔を洗って花粉を流し、保湿する |
未来に向けて、一緒に
春から夏へ、季節はどんどん移り変わっていきます。
私たちの周りには、目に見えないアレルゲンたちもいますが、
それ以上に、自然の力や命の輝きを感じられる素敵な季節でもあります。
「できることから少しずつ」「無理なく心地よく」
そんな気持ちで、私たち自身を守りながら、
春の光、夏の風を楽しんでいきましょうね。
みなさんが、今日も、明日も、笑顔で過ごせますように。