2022年10月10日より、「愛でいっぱいまるまるタッチ」という音声番組を立ち上げました。
ベビーマッサージやタッチケアを通して、子育てや、人との関わりの中での疑問や悩みを一緒に考えていく番組です。
本ブログでは、音声配信でお聞きになれない方に、内容の要約という形で情報をお届けします。
初回のお話から、ユージさんの絵本を通しての活動をうかがって愛と行動力あふれる方だなというのを感じました。
今回は、そんなユージさんの今後の活動にもすごく興味が湧くお話を伺いました!
インタビュアー: 本日は63回目(2023/12/18)の配信です。千明さん、そして今回も塚本ユージさんにお付き合いいただきます。お二人ともよろしくお願いいたします。
千明、塚本ユージさん: よろしくお願いします。
インタビュアー: 塚本さんは今回で4回目のご登場ということになります。千明さん、今回はどんなお話を伺っていきましょうか?
千明: そうですね。1回目から絵本を通してユージさんの活動には、すごく愛あふれている方だなっていうのを感じました。
ユージさんのキーワードとして「自分をデザインする」というのがあると思いますが、これからの活動では具体的にどのような活動になりますか?
塚本ユージさん: 僕のSNSでよく目にすると思いますが、初回からお話させていただいたような活動はすべて「自分をデザインする」ということをキーワードとしていて、僕にとって自分をデザインするというのは、「子供と一緒にいたいから起業した」「子供たちにこういうことをしたいから、こういうイベントを起こした」「絵本を書いた」というところです。
人生の中でなりたい自分を明確にして役割を見つけてテーマを決める、そして表現していくことでなりたい自分になる。これを「自分をデザインする」といって、要は自己実現することだと思ってます。
なので「コロネのおしりはどっち?」という絵本にもありますが、やっぱり僕たちもいろんな人の意見を聞いたりして、何かやろうとしても「やめた方がいいよ、難しいね」とか言われて迷うこともあると思います。
僕も音楽の道を目指してた時にずっと言われてきましたが、やっぱり自分のやりたい目的をしっかり持って、軸をぶらさずにやるっていうのが、いかに大切かっていうのを、当時夢に挫折した時にすごく実感しました。
これまでお話したことに「行動力すごいですね」と言われますが、僕の中では行動力とかはあまり関係なく、誰かに何かを言われても迷わず、ただ自分にとってなりたいテーマがあるから、これはやった方がいいという判断がすぐできました。
昔、起業し始めで仕事がない時に大きな仕事の依頼が来て、この仕事が決まったら半年以上はこれだけで生活していける仕事の打ち合わせが翌日あったんですが、前日の夜に幼稚園から「明日迎えに来てほしい、子供が泣き出してしまった」と連絡がきたので、僕は迷わず仕事先のお客さんに電話して断りました。
僕の中では子供にとって、迎えに来てくれなかったという思いが残ってほしくないという価値観が明確に決まっていて、仕事と子供どっちを選ぶかというのはすぐに決まっていました。
それぐらい自分をデザインすると、周りの意見の影響とか、いいなと思っていたことをやめた方がいいかなって考えちゃうことも迷うことがなくなります。もし迷ったとしても、ちゃんと目的があれば行動に起こせるっていうのをずっと積み重ねてきた結果が、今までお話してきた内容になります。
ですので、自分の人生を主人公として生きる大人がたくさん増えて、大人を見てる子供たちにも見せたいなっていうのが僕の中にはずっとベースにあるので、自分をデザインする講座というのも大人向けにやってたりとか、絵本のイベントの時も、自分をデザインしようねという話をしながら、最後に絵で表現するイベントをやってきました。
千明: 口では簡単に「目的をしっかり持てば判断がつくよ」とは言ってるものの、日本人ならではの性格で周りの状況を敏感に感じやすく、右往左往しちゃう自分がいる中で、ユージさんが自分自身を見出しているのは私の中で衝撃的なお話でした。
私だったらいかに子供をなだめさせ、仕事も生きてくためだから、この理不尽性をこれから耐えるのも訓練だみたいなところが私の価値観ではありましたが、それを上回るお話で自分はちっちゃい人間だなって思いました。
塚本ユージさん: 価値観に良い悪いとかではないです。
たまたま僕はその二つの選択肢があったら、自分の価値観はこっちだからということで、そこを逆に迷って選べなかったり、もしくは選んだ後に後悔しちゃうと、どんどん軸がぶれて自信をなくしてしまったりする方が良くないなって思っているので、自分の人生の主導権は自分で握っておきたいというのがあります。
なので自分をデザインをしていくっていう意識で、意図して選択して行動をしていくというのがいいんじゃないかなと思っています。
千明:なるほど。確かに自分の人生は自分でしか決められないですもんね。後悔しないように選択していたり、自分でこうしていこうという思いはある中、やっぱり不安に駆られる時はありますか?
塚本ユージさん:こっち選んだらこんなんなっちゃったというのもありますが、全然それは失敗ではなくて、「そっか、この価値観でこれ選ぶとこうなるんだ。」「だったら、次はもう片方を選んでおこう」と、そうすることでより自分が望んだ結果になるかなと思います。
千明: そういった考え方は、毎日悩みながら子育てや仕事をしている方もこの話ですごく勇気が持てそうですね。何か目的を持つことはすごく大事なことなんだなっていうのを感じ取ってもらえたような気がします。
今後はユージさんのキャンパスに何を描こうとしていきますか?
塚本ユージさん: 今後も自分をデザインするっていうことを広めていきたいです。
実は今、Facebookグループの方に声かけて、僕と一緒に絵本を作りたい人、作ってくれる人がいないか声をかけて、様々な職業の方十数人の方たちからアイディアをいただきながら、ブラッシュアップして作ったことがあり、作った絵本を持ってイベントを一緒にしに行ったり、なかなかどうやって仕事にしていけばいいか分からなかったお母さんが、コロネ体操みたいなイベントをしたりしました。
どうやって動けばいいのか分からないことを、みんなで一緒にイベントや活動を通して実践してもらう、経験してもらうことで自分をデザインしていき、自分のやりたかったことがイベントを通して、たくさんの親子の前でできた、読み聞かせができたと喜んでいただいたりしました。
なので、絵本とそういったグループで一緒に活動して、もっと大きなイベントや親子に向けた活動をやっていきたいなというのが、次の僕のキャンパスです。
インタビュアー: 千明さんもタッチケアで一緒にコラボできそうですよね。
千明: 例えば「コロネのおしりはどっち?」でコラボできるのであれば、腰に勇気のツボがあるので、腰周りを触れることで、絵本を通して親子の絆を深めたり、心の安定を図ったりできると思うので、ぜひ携われる機会があればぜひ参加させていただきたいなと思います。
塚本ユージさん: ぜひ参加してください。オープンにしているグループなので、参加されたい方は参加できる状態になってます。
インタビュアー: どなたでも参加できるんですか?
塚本ユージさん: もちろんです。児童養護施設でやったイベントの写真も、そこで報告したり、こんなに子供たち喜んでたよみたいなことも発信しています。イベントやる時に一緒にやりたい方は参加してもらったりもしています。
インタビュアー: 現在の活動場所は、関東圏になりますか?
塚本ユージさん: 場所を借りたイベントだとそうなりますが、この間は奈良から来てくれた方もいらっしゃいました。
ただこれからは絵本をみんなで作ろうというイベントは、Zoomで場所関係なく全国の人たちに参加してもらい、絵本の読み聞かせをしていくことで、そこからみんなでいろんなアイディアを集めようと思ってます。
インタビュアー: ぜひこのFacebookのグループに入っていただいて、塚本さんの活動の様子をご覧になりながら、自分が参加できそうなところに参加してみてください。
他に何か皆様にお伝えしたいことはありますか?
塚本ユージさん: そうですね。ぜひ自分をデザインして、自分の物語を絵本のように楽しんでいただけたらいいなと思ってます。
インタビュアー: ありがとうございます。千明さんいかがでしたか?
千明: もう夢いっぱい、胸いっぱいです。ありがとうございました。
インタビュアー: 本当に貴重なお話をたくさん聞かせていただきまして、ありがとうございました。次回はクリスマスの特別企画で、塚本ユージさんからのプレゼント企画があります。
ということで、ぜひ次回も楽しみにお待ちください。そしておまけでもう1回塚本さんにお付き合いいただきます。よろしくお願いします。千明さんユージさん、どうもありがとうございました。