秋の喘息対策とタッチケア:親子でできる簡単セルフケア方法と風邪予防のコツ

秋の喘息を患っているこども

秋と言えば、季節の変わり目。気温の変化が激しくなるこの時期は、特に喘息の症状が出やすくなります。私自身も秋になると、なんだかコンコンと咳が出ちゃうことが多くなりますし、クリニックにも「咳が止まらなくて…」という患者さんが急に増えてきます。皆さんの中にも「喉がイガイガする」とか、「鼻が詰まっている感じがするなぁ」と感じている方、いませんか?

今回のテーマは、そんな秋の喘息対策と、親子でできるタッチケアについて。タッチケアは、家族みんなで楽しく取り入れられるセルフケアの方法で、体の健康を守るだけでなく、親子の絆を深めることもできます。では、一緒にやってみましょう!

1. 秋の喘息、こんな人は要注意!

まず、秋に喘息が出やすい人の特徴についてお話しします。色白の人や、普段から鼻がぐずぐずしやすい人は、季節の変わり目に特に注意が必要です。「あれ?そういえば、私も毎年この時期に体調崩してるかも…」なんて方、いませんか?そういう方は、ちょっとだけ意識を高めて、セルフケアをしっかり取り入れてみましょう。

秋から冬にかけて、気温差が激しい時期は薄着を心がけるのも大事です。子どもたちは特に、体温調整が難しいので、厚着をさせ過ぎず、自分の体でしっかり温まれるようにすることがポイント。むしろ、日中は外で元気に遊んで、太陽の光をたくさん浴びてほしいです。それが体を強くする一番の方法なんです!

2. 親子で楽しく!タッチケアのやり方

では、具体的なタッチケアの方法をお伝えしますね。タッチケアは、親子で楽しみながらできる簡単なセルフケアです。やり方もシンプルなので、ぜひ一緒に試してみてください!

顔のタッチケア

最初に、顔のタッチケアです。親指を使って、眉間から目尻に向かって、眉毛の上を優しくなでます。これは自分でもできるし、子どもにしてあげることもできますよ。目元が温かくなって、とっても気持ちがいいんです!耳の周りも軽くなでると、鼻や喉の通りが良くなりますから、ぜひ試してみてくださいね。

腕のタッチケア

次は、腕です。肩から二の腕、手首にかけて優しくなでましょう。これは、呼吸に関わるツボがたくさんあるので、腕全体をケアすることで、喘息予防にも役立ちます。大人もリフレッシュできるので、ぜひやってみてくださいね。

お腹と背中のタッチケア

お腹は、おへそを中心に時計回りに優しくなでると良いですよ。これで胃腸が温まり、免疫力もアップします。そして背中は、肩甲骨の間を優しくなでましょう。背中はたくさんのツボがあるので、特に赤ちゃんや小さなお子さんには効果的です。赤ちゃんの場合は、お母さんやお父さんがやってあげてくださいね。背中のタッチケアは、親子のスキンシップとしてもオススメです。

足のタッチケア

最後に足です。太ももから足首にかけて、上下に優しくなでてください。お風呂上がりにやると、さらに効果的です。足をしっかりケアすることで、冷えを防ぎ、健康な体作りに繋がります。

3. タッチケアと日常生活のコツ

タッチケアをする際は、無理せず、楽しく行うことが大切です。お子さんが嫌がったら、すぐにやめるようにしてください。そして、衣類の調整や日中の外遊びなど、普段の生活の中でできることも取り入れながら、健康管理を心がけましょう。

気温差が大きいこの時期は、室内外の温度差をなるべく小さくする工夫も大事です。外出する際は、羽織るものを一枚持って行って、体温調整しやすくするのもオススメです。

まとめ

秋の喘息は、ちょっとした工夫とタッチケアで予防できます。親子で一緒にケアを楽しむことで、健康だけでなく、心の絆も深まります。ぜひ、今日お話ししたタッチケアを取り入れてみてください!

この記事を書いた人

chiaki

こもり ちあき

3児の母であり、元特別支援学校教諭、現在は小児科クリニック事務長。7つの習慣(R)認定ファシリテーター。愛と勇気、継続力を大切に、タッチケアで家族の幸福と成長を支援。Podcast、X(Twitter)でも育児やタッチケアの情報を発信中!

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