前回はスキンシップを取ると、愛情ホルモンである「オキシトシン」がでるというお話をしました。
触れるが大事
触れられている側(赤ちゃんや子ども)は、触れられるとオキシトシンが出ます。
愛情を感じることで、自分が大切にされていることを感じます。
触れている人(大人)もオキシトシンが出ます。子どもに対しての愛情が深まり、より子どもが愛おしく感じます。
両者にとって、まるまるハッピーです!
どのくらい触れていればいいの?
さて、触れている側はどのくらい触れていればよいのでしょうか?
触れてれば1時間エンドレスで触れていていいのでしょうか?
5分程度で十分です
そう。5分の触れ合いでばっちり効果はあります。
逆にそれ以上長い時間触れ続けても、オキシトシンの分泌時間は10分程度にしかなりません。
5分触って10分の持続。
20分触れて10分の持続。
たった5分でも十分ですね!
1日に数秒~5分を何度でも
一度の機会に触れる時間が5分程度で最大10分のホルモン分泌時間の効果があります。
もう一度比較してみましょう。
1日5分の触れ合い(オキシトシン10分)×5回=触れ合い時間25分(オキシトシン分泌時間50分)
1日25分の触れ合い(オキシトシン10分)×1回=触れ合い時間25分(オキシトシン分泌時間10分)
一回の触れ合いを長時間かけずに、こまめに触れ合ったほうが、ホルモンの分泌時間も長くなりますね!
触れ合う機会を多く
朝起きたらハグや背中をさする、行ってらっしゃいは手と手でタッチ、お散歩は手をつないだり、お家ではくすぐり遊び、お風呂でも身体を洗いっこ。
一日の中で、数え切れないほど、触れ合う機会は多いのです。
仕事で忙しいなら、逆に幸福度が増すのだ、お手軽じゃん!と意識して触れ合うチャンスかもしれません。
触れ合いは、愛情を深くし、幸せな時間を増やすのです。 触れ合うだけで、みんなが幸せな時間が増えますように。