スキンシップの効果とは~その3~

ベビーマッサージ

前回はスキンシップを取ると、愛情ホルモンである「オキシトシン」がでるというお話をしました。

触れるが大事

触れられている側(赤ちゃんや子ども)は、触れられるとオキシトシンが出ます。
愛情を感じることで、自分が大切にされていることを感じます。

触れている人(大人)もオキシトシンが出ます。子どもに対しての愛情が深まり、より子どもが愛おしく感じます。

両者にとって、まるまるハッピーです!

 

どのくらい触れていればいいの?

さて、触れている側はどのくらい触れていればよいのでしょうか?

触れてれば1時間エンドレスで触れていていいのでしょうか?

5分程度で十分です

そう。5分の触れ合いでばっちり効果はあります。
逆にそれ以上長い時間触れ続けても、オキシトシンの分泌時間は10分程度にしかなりません。

5分触って10分の持続。
20分触れて10分の持続。

たった5分でも十分ですね!

1日に数秒~5分を何度でも

一度の機会に触れる時間が5分程度で最大10分のホルモン分泌時間の効果があります。
もう一度比較してみましょう。

1日5分の触れ合い(オキシトシン10分)×5回=触れ合い時間25分(オキシトシン分泌時間50分)
1日25分の触れ合い(オキシトシン10分)×1回=触れ合い時間25分(オキシトシン分泌時間10分)

一回の触れ合いを長時間かけずに、こまめに触れ合ったほうが、ホルモンの分泌時間も長くなりますね!

触れ合う機会を多く

朝起きたらハグや背中をさする、行ってらっしゃいは手と手でタッチ、お散歩は手をつないだり、お家ではくすぐり遊び、お風呂でも身体を洗いっこ。

一日の中で、数え切れないほど、触れ合う機会は多いのです。

仕事で忙しいなら、逆に幸福度が増すのだ、お手軽じゃん!と意識して触れ合うチャンスかもしれません。

触れ合いは、愛情を深くし、幸せな時間を増やすのです。 触れ合うだけで、みんなが幸せな時間が増えますように。

 

この記事を書いた人

chiaki

こもり ちあき

ベビーマッサージ・タッチケアセラピスト、3児の母。

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