節分が終わり、春に一歩近づきましたね。
みなさんは、節分の日はどう過ごされたでしょうか?
節分
季節を分けると書いて、「節分」です。
日本は四季があります。4つの中でも、一番はじめの行事が立春と呼ばれます。
さて、厄年の方が豆を投げ、豆は歳の数だけ食べますね。
豆=魔滅という意味があるそうです。
魔除けの意味合いが強いですね。
旧年の厄を豆で追い出す意味があります。
陰と陽にも関係がある!!
陰陽五行説とは自然界のありとあらゆるものに、陰と陽を分ける思想です。
さらに五行説とは自然界には「木」「火」「土」「金」「水」の要素でなりたってます。
5つの要素で循環することで、自然界(人間含め)成り立っているという考え方です。
ポケットモンスターが好きな方など、もしかしたら理解が深まるかもしれません。
水は何に影響を与えるでしょうか?
木です。水を吸って育ちます。
水は火を消す力があります。
ただ、水は土に流れの勢いを止められます。
水を中心に考えただけでも、影響力を与える関係性や反対に与えられる関係性があります。
この5つの要素から豆まきの関係性もあるのです。
鬼と豆は「金」に当てはまります。
金に影響を与えるのは、「火」です。
火は、金を溶かす力合があります。
皆さん、お気づきでしょうか?
豆を炒るというのは、「火」で加熱して、鬼や豆の力を抑えている意味があるのです。
そして、豆を食べることで鬼退治も一件落着!となるわけです。
東北は落花生
我が家は、いつも落花生です。
東北や北海道の地方は、落花生で豆まきをする風習があるようです。
豆まき後の大豆を拾っては、食べられませんよね。
落花生なら、拾って食べられるので、おすすめです。
我が家の豆まき
私は、この豆まきが好きです。
クリスマス、お正月と楽しい気持ちもいいのですが、気持ちを引き締める意味でも、子どもたちに生活の態度を改めってもらえるきっかけ作りの機会だと捉えています。
「自分の心の鬼を追い出すのだよ」といつも子どもたちには、お話しています。
「なまけたい鬼」、「言い訳ばかりの鬼」、「ついつい嫌だ!と言ってしまう鬼」いないかな~??
そして、主人か私が鬼になるのです。ふふふっ。
と言っても、子どもたちも大きくなり、怖がらなくはなりました。
恐怖心が植え付けられて可哀想とは私は思いません。
トラウマにならないように、限度の具合やフォローをすることが親の役目と思ってます。
怖いことがあっても、お父さんお母さんが絶対守ってくれる!自分には鬼より強い味方がいるんだ!
と子どもに感じてもらうことが、信頼関係を築き上げる一歩ではないでしょうか。
さて、今年は私が鬼のお面をかぶり、子どもたちに落花生を投げてもらいました。
一番上の子、恥ずかしそうに投げました。
真ん中の子は、遠慮しながら投げてくれました。
さて、一番下のやんちゃ坊主君。
ゲラゲラ笑いながら、容赦なく豆を投げつける有り様。
来年、鬼役をやるか私が迷うぐらいの痛さでした(笑)
子どもたちと行事を楽しむと、家族の仲が深まりますね!