赤ちゃんや幼児の抱っこ(介護にも!)~抱っこの工夫で自分も楽になる!~

抱っこ
前回の記事では負担になっているかCHECKしてもらいました。
今回は自分の身体を楽にする抱っこ、抱き方に工夫を取り入れげみましょう!

想像してみましょう~その1~

あなたの目の前には10キロの米袋があります。
1キロ先の家まで道具なしで歩いて持って運ばないといけません。
Question1
あなたならどちらの運び方を選びますか?
A、腕をまっすぐ伸ばしたまま持ち運ぶ
B、腕を曲げて持ち運ぶ
Answer
Bの腕を曲げて持ち運ぶ
Aを選ぶと下のイラスト状態に
より物を自分に近づけて腕を曲げて持つ(抱く)ことで、自分の身体への負荷は軽減されます。

想像してみましょう~その2~

家に到着。疲れて座ることに。
米袋を置く場所がないので米袋をもったまま座らないといけません。
Question2
A、椅子に垂直に座るのみ
B、背もたれに背をつけ、アームレストにも肘をかける。
C、足も椅子に載せ、背もたれに背をつけ、アームレストにも肘をかける。
Answer
よりCで、体全体を椅子に委ねる。
これが、抱っこを持続する姿勢で楽になります。

委ねることが楽につながる

物理的に考えても、力が一点に集中してしまうと、その1箇所の負荷がかかり物は傷みます。
人間も同じです。
Question1では、手首に過集中。
身体に引き寄せることで、体全体に力を分散させましょう。
Question2でも、人間の身体だけでも大変。
物理的な物を使って、自分自身の身体以外に力の負荷を分散させましょう。
一人では育児は大変です。
物に分散させたり、時には誰かに委ねて身体が楽になることをしてみましょう。
同時に「大変」という気持ちの分散もしていけると楽になりますね♪

この記事を書いた人

chiaki

こもり ちあき

ベビーマッサージ・タッチケアセラピスト、3児の母。

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