赤ちゃんや幼児の気持ちと感覚~抱っこされる側から考えてみよう(新生児から生後3ヶ月あたりの赤ちゃん編)~

親子

抱っこといえば

特に赤ちゃんに関しては、首ずわりや腰ずわり、M字開脚。
このような注意しなければならないことを常に考えてしまいますね。

赤ちゃん自身の心地良さを考えて抱っこしたことはあるでしょうか?

抱っこされている時の赤ちゃんの感覚とは、一体どういったものでしょうか!?

お腹の中にいたことを感覚的に覚えているからこそ!!

泣き止まない時に、聴かせて泣き止む音楽などがありますね!

(最近では反町のヒット曲が良いらしいですね笑)

それは、お腹の中にいた時に聴いていた音に近いから安心感を与える。

このように、お腹の中の感覚は赤ちゃんは覚えているのです。

新生児期は、よく「おくるみ」を使用したりしますね。

「おくるみ」でお雛巻きをされてる赤ちゃんって本当に可愛いですよね。
包まれている感じが、さらに抱きしめたくなってしまいます♡

おくるみ

なぜ、身体全体を巻くのか

→安心するからです!!

なぜ、安心するのか

→お腹の中にいた感覚と近いものがあるから

なぜ、お腹の中に近い感覚が合ったほうが良いのか

→十月十日生まれる前までお腹の中で過ごしていた安全、安心な場所であること

ようこそ地球の大地へ

長い間、地球の空気を吸うまではお母さんのお腹の中で過ごしていた赤ちゃん。
地球上に生まれて一気に、様々な外的刺激を受けるわけです。

成長・発達の為には、外的刺激はあって当たり前のもの。

だけど

慣れるまでは、不安がつきもの。
人間ですから!

ですので不安の軽減の為に、身体全体を包んで、赤ちゃんに安心感を与えてみましょう。

寝てくれない、困ったなと思ったらトライ

栄養を与え、オムツのチェックもOK。
だけど、寝てくれない。どうしよう。

とお母さんが思ったら、おくるみを使って抱っこしてみましょう!

家にあるバスタオル1枚あればOKです。

苦しくない程度に、身体全体を巻いてみましょう。

「お腹の中にいた頃の赤ちゃんは包まれていた」
ことを思い出して、巻いてみてください。

赤ちゃんは、お腹の中にいた頃を思い出してくれるはずです。

バスタオルがない時は、

ピンと真っ直ぐにならないように。
体育座りのような腰の角度にしてあげることがベスト。

この状態で抱っこしてみましょう。
この時は、大人と赤ちゃんはより密着しましょう。

大人が安定・楽な姿勢で

大人が赤ちゃんを恐れ多いと思って抱っこすると

そのことを赤ちゃんは感じ取ります。

すると

余計、赤ちゃんが不安になり、泣いてしまいます。
さらに泣くことで、大人が不安になり抱っこが安定しなくなり、、、

負のスパイラルへと突入。

抱っこに慣れない場合は

大人自身が落ち着く場所、安全なだと思う姿勢や場所で赤ちゃんを抱っこしてみましょう。

大人が安心すると、赤ちゃんも不思議と安心してくれます。

大人だって地震が起きたら落ち着くわけがありません。

赤ちゃんは大人に身を委ねているのを忘れずに!

新生児期はお母さんをはじめ大人も赤ちゃんも一心同体。

大人が赤ちゃんを抱っこして、温もりを感じ安らぐことで赤ちゃんも安らぎを感じます。

また、愛情を抱っこを通して感じ合いましょう♡

この記事を書いた人

chiaki

ちあきまる(こもり ちあき)

子育てアドバイザー。3児の母、元特別支援学校教諭、現在は小児科クリニック事務長、タッチケア講師、7つの習慣実践会認定ファシリテーターとして活動中!愛と勇気、継続力を大切にしています。「タッチケア」と「愛」で子育て&夫婦関係をもっとハッピーに!子育て、夫婦関係のコツを毎日XやPodcastで発信中。毎日の育児を充実させていきましょう。

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