長い長い長ーい学校の休業期間。みなさま、どう過ごされていたでしょうか?
我が家は、有り余るパワーの発散のやりくりで、母撃沈。
学校が楽しみ?それとも不安?
我が家は小学生2人と、保育園児が1人います。
十人十色というように、子どもたちの個性は一人ひとり違います。
年齢などの発達段階にもよりますが、、、、
小学生組は「早く学校行きたい!!!」「お友達に会いたい!!」
保育園児は「お母ちゃんと一緒がいい」(←THE甘えん坊将軍)
といった具合です。
久しぶりの学校の後
小学生の上の子は久しぶりに登校しました。
家の中でのお留守番生活の間は、なんとなく顔が青白く背中も曲がり、いわゆる血相がない表情でした。
しかーし!登校が始まり、、、
お友達とたった2時間ですが顔を合わせて帰ってきた後の表情というと。
素敵だな~!と思うような、はつらつとして、血の巡りも良いし若さというエネルギーを久しぶりに感じました。
現実を感じると気持ちも不安定に
まだまだ分散登校ではありますが、久しぶりに行けた学校の楽しみとは別な問題が。
楽しみと裏腹、現実(授業や友達との直接的なコミュニケーション)を徐々に感じる1番上の子。
高学年にもなると、身体の変化も合ったり。
ただでさえ、心身の成長を感じるお年頃。
この3月から5月いっぱいまでは、PCを使った間接的な人との関係づくりしかありませんでした。
直接、肌で感じることは子ども本人にしてみると、心の波が押し寄せてくるのでしょう。
家での反抗的な態度。
兄弟へのやつあたり。
そうだ!この時こそタッチケア
見るに見かねた、私。
とりあえず、今の態度が周りにどう影響を与えているか諭すことに。
案の定、反抗してきました。
「私なんてどうせっ」という子どもの決めゼリフ。
そこから色々話し合いました。
こんなことがあった後は、一旦リセット。
互いに別なことをし始めました。
たまたま、洗面台で横並びになったので、私から背比べの提案。
「あれ~!お母さんとほとんど背が一緒じゃん!」という会話のもと
背中と背中を合わせ
背中を通して、相手の温かさを感じ
私自身が反抗的な態度に心配していたことが和らぎ
子どもも、照れくささ半分嬉しさ半分表情で、その場を後にしました。
その後は、本人の不安感や苛立ちが落ち着いてようで、兄弟と楽しく過ごしてました。
大きくなってもタッチケア
大人とほぼ同じ背丈になっても、まだ気持ちの面では完全には大人になってないギャングエイジ世代。
大人である私自身も、子どもが大きいと照れくささや、もう大丈夫かな?なんて思ってもしまいます。
だけど、この子どもの世代だからこそ!心身が著しく変化するこの時期だからこそ!タッチケアを取り入れるとベストと感じます。
この世代の子どもは自分で自分のことをし自分の考えを持ち主張し、アイデンティの確立へ近づきます。
ただ、確立へ近づくには押し寄せたりする波に対し、子ども自身が一人で解決することにもなるのです。
子どもだからまだまだ失敗はあります。
それは確立への過程。
認めることが確立への一歩なのです。
どうしたら、親として「認めているよ。大丈夫だよ。」と伝えられるでしょうか?
それは、日常の触れ合いで、できることと思います。
今回は背比べでしたが、
背中をぽんっと「頑張って!」と触れてあげる。
「頑張ったじゃん!」とさすってみる。
大人が疲れたら、子ども肩揉みをしてもらいお礼を伝える。
どんな状況でも大丈夫
大切なことは
「あなたがいてくれてよかった」
と存在を認めること
これだけで、これからの「不安で学校に行くのが辛いな」に対して光を当てることでしょう。
不定期な登校・登園で状況の変化が多いと、子どもたちはそれだけで、不安になります。
安心していられる家庭でタッチケアを通して、子どもを見守っていきたいものです。