2022年10月10日より、「愛でいっぱいまるまるタッチ」という音声番組(ポッドキャスト、Spotify、AmazonMusicで配信)を立ち上げました。
ベビーマッサージやタッチケアを通して、子育てや、人との関わりの中での疑問や悩みを一緒に考えていく番組です。
本ブログでは、音声配信でお聞きになれない方に、内容の要約という形で情報をお届けします。インタビュー形式(Q&A形式)でお話しを進めていきます
第42回目(2023年7月24日)の配信をしました!
夏休みになると外遊びが増えてきて、プールやご家庭によってはキャンプに行ったり、いろんなレジャーに出かける機会が増えてくる頃ですね。
楽しい夏休みがスタートしていますが、今日は楽しい時によく起こりうる怪我についてお伝えしていきます!
Q:子どもたちは夏休みに入ってくる頃ですが、小森家の夏休みはどうですか?
A:騒がしいです(苦笑)。
ビニールプールがあるので、子どもが自分たちで空気を入れて、ホースも伸ばしたまま放置してあるので、毎年すごいことになってます。が、楽しんでいます!
Q:小森家の夏休みはプール以外はどんなことをされてますか?
A:川に行いき泳いだり、スイカ割りもします。
川には石がゴロゴロしてたり、いろんなものが落ちてたりして、よく怪我してますね。
気がついたら血が出てたり、青あざができてたり、虫に刺されてたりします。
Q:血が出た時の応急処置はどうしたらいいですか?
A:消毒する前に、まず水道水でしっかり洗い流しましょう。
川にいる場合は川の水で流してしまいがちですが、川の水はちょっと良くないです。
もし水道水が近くになければ、ペットボトルの水でも大丈夫なので、まずは洗って綺麗にすることが大事です。
また、土などの汚れが溜まった状態は一番よくないので、砂利が入ったらハンカチや布で泥を落としてあげてください。
その後、深い傷であれば何かしらあてがって血を止めてあげましょう。
Q:病院に行くか、様子見で大丈夫か分からない場合どうしたらいいですか?
A:絆創膏を貼って血が落ち着けば大丈夫ですが、絆創膏を貼っても滲んでしまうのであれば、傷が深い場合があるので病院に行った方がいいです。
止血しようとしても血が溢れてきたり、目に見えて傷が深い状態であれば病院に行きましょう。
Q:この時期は自宅で花火をして遊ぶ事も多いかと思いますが、この時に気を付ける事はありますか?
A:花火は火傷(やけど)に注意して遊びましょうね!
私が小学生の時に友達と花火をしていましたが、やはりかわいい浴衣を着てやりたかったのですが、浴衣の裾に火がついてしまって大変な事になったという思い出があります。
特に子どもの浴衣は綿ではなく、化学繊維の安い浴衣が多く、帯もふわふわしている可愛いものが燃えやすい事があります。
花火は楽しい事ですが、その反対には怖さもあるので、火傷(やけど)には本当に注意をしていただき、火傷(やけど)してしまったら15分以上は水道水で冷やしてあげましょう。
冷やしてあげたいからつい、アイスノンなど氷のように冷たすぎるものを持ってきがちですが、逆に凍傷になってしまうので、水道水ぐらいの温度の水を流し続けて冷やしてあげてください。
十分に冷やしてから、病院で診察を受けるとよいです。
また火傷(やけど)は、後から水ぶくれになったりすると思いますが、無理に潰したりするとそこからバイ菌が入りやすいので、病院に行って適切な処置や薬をもらうのが一番です。
Q:他に外のレジャーなどで気をつける事はありますか?
A:虫ですね。
やっぱり田舎の方だとアブが結構いるので、刺されるととても痛いです。
Q:虫刺されはどう処置してあげたらいいですか?
A:市販の薬で対応してもいいですが、刺されたところが赤く腫れ上がって熱を持ってたら病院受診が必要で、病院に行く前にちょっと冷やしてあげる事がよいと思います。
Q:虫刺されについては予防ができそうですよね?
A:一般的に “イカリジン” という成分が入った虫除けスプレーをレジャー前にしましょう。
ただ蚊以外で、蜂などに刺されて針が残ってしまったりしたら病院に行ってください。
特に小さいお子さんには思わぬ事故や怪我があり、どこに行っても不安になると思うので、外出先に応急処置をしてくださる病院や救急外来はあらかじめ調べておいた方がいいですね。
またある程度、絆創膏であったり、先日お伝えした熱中症予防のための水も多めに持参していただき、自分でも応急手当ができるものを備えておく事も必要です。
Q:小森家で必ず持っていくグッズはありますか?
A:やっぱり熱中症の方が気になるので、水やスポーツドリンク系の水分はちょっと多めに持っていきます。
今はコンビニに凍ってるペットボトル飲料が売っていて、飲みたい頃にちょうどいい感じに溶けてくれるのでおすすめで、また、火傷した時や怪我をした時など冷やさなくちゃいけない時にあったらいいと思いますし、
熱中症も含めて水はすごく万能なので、車で出かけときは、2Lのペットボトルでも持っていきやすいと思うので、水を多めに持っていき、虫対策のグッズや絆創膏、ハンカチ、ティッシュなどの応急処置のものも積んでおくようにしています。
家族の構成やお子さんによって持って行くものは違うと思いますが事前に準備しておき、怪我や熱中症に気をつけながら楽しく過ごしていただきたいなと思います。
さいごに
当サイトでは、私が母親としての体験談(ヒント)をお伝えしています。
医学的(専門的)な内容については、”小森こどもクリニック”のホームページから「よくある症状と病気」 → 「ホームケアと応急手当」→「外傷への応急処置」で院長が情報発信しておりますので、参考にしていただければと思います。
質問やこれってどうなんだろう?と疑問がある方は”まるまるタッチ”のブログの「お問い合わせフォーム」からアクセスしてください。