スキンシップとはなんでしょう
肌と肌の触れ合いを思い浮かべる方が大体だと思います。
ただこのスキンシップという言葉は和製英語です!!(なんと!)英語ではphysical contact だそうです。
physical=身体 contact=接触 そのままですね。身体が触れる。
意味は?
互いの身体や肌の一部を触れ合わせることにより、親密感や帰属感を高め一体感を共有しあう行為を指す言葉である。(Wikipediaより)
Wikipediaからの親密感を高めるや一体感を共有し合うとありますが、ではここで問題です。
高めることや一体感を共有することで、人はどのようになるのでしょうか?
さて、答えは思いつきましたか?
答えは、「信頼感を獲得する」でした。
大切な信頼感
この信頼感は大きく2つもあるのです。2つも!?どういうことでしょうか!?
1つ目の信頼感
1つ目の信頼感は「自分自身の存在に対する信頼感」です。自分自身です!!
もう少し簡単に言うと、自分を大切にしようとすることです。
今、教育現場では「自己肯定感」が大事とも言われていますが、まさしくこの事なのです。
自分に対して自分という存在(土台)が揺らがなければ、自信は保たれ、くじけても起き上がることができますよね。
2つ目の信頼感とは!?
もう1つ信頼感があります。それは「相手(周りの人)に対する信頼感」なのです。
1つ目の「自分に対する信頼感」が不安定だと、相手に対してどのような反応を取ってしまうでしょうか?
人間関係に影響がでることが
自分を大切にできる子は、自分を大切にしてもらっている経験もあるし、「大切にする」ということが自分自身の感覚的に備わっており、相手(周り)に対しても信頼できているため、よりよい人間関係が構築されます。
一方、自己肯定感が低いとどうでしょうか?自分なんか、、、なんて思ってしまうと、相手(周り)との関係を持続することに不安を覚えるようになってきます。
対人関係の不安
いつも叱られている気がして、何をやっても上手くいかない。自信が持てないとなった場合。
自己肯定感は低くなりますよね。何かをしようとするとトラブルばかりで、だんだんとやる気さえなくなるし。人と関わることが臆病になりますよね。
だからこそのスキンシップ
触れてもらうと、なんだか安心しますよね。自分のことを受け入れてもらった感覚になります。
これが、とーーーーっても大事なんです。本当に大事です。
自己肯定感を高める一歩
自己肯定感をどうやって高めたら良いんだろう?と思ったら、スキンシップを交えてコミュニケーションを図ってみましょう。
褒める時は、頭なでたり、大きい子ならハイタッチ!
逆に、叱る場面では、叱りながら手を握ってあげたり、肩や背中に手を差し伸べて子どもの存在を大人が受け留めてあげてください。(叱っている時は、みんな不安になるものです。)
スキンシップで自ずと、子どもは自分の存在を大事にでき、相手を受け入れる心が育ってくると思います。