2022年10月10日より、「愛でいっぱいまるまるタッチ」という音声番組を立ち上げました。
ベビーマッサージやタッチケアを通して、子育てや、人との関わりの中での疑問や悩みを一緒に考えていく番組です。
本ブログでは、音声配信でお聞きになれない方に、内容の要約という形で情報をお届けします。インタビュー形式(Q&A形式)でお話しを進めていきます
第47回目(2023年8月28日)の配信をしました!
前回、抱っこにはタッチケアのメリットもある事、抱っこ紐にいろんな種類が出てるので、抱っこ紐の使い方とポイント、また少しだけおんぶの話をしました。
今回も引き続き、抱っこ、特におんぶについてのお話をしていきたいと思います。
Q:抱っこのベストな状態はどういった状態になりますか?
A:ズバリ!お母さんが「楽」っていうところなんだと思います。
前回はお母さんとお子さんの体がぴったり合うようにと簡単にお伝えしましたが、ポイントとしては、赤ちゃんは抱っこ紐を使ってぶら下げるものではないという事です。
体がダラーっとならないように子どもをサンドイッチして寄り添うものとして抱っこ紐を使うことで、究極のタッチケアをしてるなと感じながら使用して欲しいです。
ベストな高さは、赤ちゃんのおでこにチュっとできる高さがお母さんとしても楽な位置になり、お互いいいベストポジションになると思います。
体がそってしまう場合は、ポジションが違ったりして違和感があるのだと思います。
赤ちゃんのお尻の穴が、自分のおへその位置に向くようにするといいバランスが取れます。
Q:水野さんはおんぶ紐使ってましたか?
A:使ってました。
泣いてどうしようもないけど、料理や掃除などの家事をしたい時におんぶ紐使ってました。
あとは冬場の買い物の時に使用していましたが、ベビーカーは寒いと思ったので、おんぶでお互い暖かくなるかなと思い、その上から2人とも着れる二人羽織みたいなコートを着込んで買い物に行ってました。
おんぶと抱っこのメリットとデメリットは?
「おんぶ」ってママの自由がききます。
意外と前抱っこより、後ろおんぶの方が体的にも楽かと思います。また、前抱っこより後ろおんぶの方が、腰の負担がなく楽だった気がします。
やはりおんぶは本人がしがみつく事で、力の分散がされてるから楽なのかなと思います。
そして抱っこだと災害時、例えば地震が起こって足元に物が落ちた時に、自分の逃げ道の視野が子どもで見えづらくて怪我に繋がったりすると思います。
おんぶする事で足元の視野も広くなり、買い物の時も自分の手の自由が効くので、だっこができると何かあったときに最強だなと思います。
おんぶも大事な遊びの一つ!!
おんぶができる月齢になったら、遊びの中や日常でもしてあげていいかなと思いますし、おんぶする事でのお母さんの新しい発見に繋がったらいいなと思います。
また、子どもにとってもお母さんと同じ目線になって、興味の範囲もまた広がって楽しいと思います。
おんぶできる抱っこ紐〜兵児帯(へこおび)とは?〜
最近はおんぶできる抱っこ紐もあると思いますが、その一つに兵児帯(へこおび)というものもがあります。さらしのような長い布で作られていて、昔友達から兵児帯抱っこ、兵児帯おんぶというのを教わりました。
赤ちゃんのその時期に、都度自分の体を合わせなきゃいけない不便さはありますが、肩こりがなかったなというのと、それこそ布1枚でできるので、災害時などいざという時にあるとすごく便利だと思ったので覚えておくといいと思います。
Q:兵児帯(へこおび)は一枚布なので、結び方があるんですよね?
A:そうですね、結び方を覚えなくちゃいけないわずらしさがありますが、おんぶも抱っこもできて、一度覚えておく事で応用がきくと思います。
Q:兵児帯(へこおび)は洗うのも簡単そうですね?
A:メッシュタイプだと汗を吸収してくれなくて、お母さんの汗を吸収してしまって、湿疹になってしまったりしますが、兵児帯(へこおび)のように、麻や綿タイプだと子どもの汗もお母さんの汗も吸収してくれるメリットもあります。
Q:兵児帯(へこおび)は最近でも流行っているみたいですね?
A:そうですね。
メーカーさんが簡単に装着できるように制作もされているみたいなので、今の抱っこ紐にちょっと飽きちゃったなとかあれば、兵児帯(へこおび)は価格もお手軽なので試してみてもいいんじゃないかなと思います。
兵児帯(へこおび)はお子さんの体のラインにも合わせやすく、お母さんとの高さの調整もミリ単位でできて、アジャスターが当たるとか、穴があるとかという煩わしさもなく装着しやすいので、皆さんも取り入れていただきたいと思います。
まとめ
抱っことおんぶを有効に活用していくことと、お互いが「楽」であることが大事ですね。特に抱っこやおんぶをする方の負担にならないというのが長く続けられるコツになります。
タッチケアのメリットもありますので、たくさん取り入れていってあげたいなと思います。
抱っこのコツとかも過去のブログに書いてあったりするので”まるまるタッチ”のブログをぜひご覧ください。